毎日にささやかな新しい出会いを。
仕事の帰りに、スーパーで購入したもの。
いつも購入する品とは、かけ離れた商品たち。
っていうか、このどれも、今までの29年間の人生で一度も利用したことがない商品たち。
新しい出会い。
あんずボーに至っては、完食できる気がしない。
そもそも干し柿系の食べ物が、苦手。
でも、買ってみた。食べれないかもしれないけど。
普段は、安くてお腹が一杯になるものを基準に商品を選んで買ってた。
でもそれはとてもつまらないことだと気づいた。
豪遊するわけじゃない。
新しい出会いのために、いつもよりも多くのお金を投じてみる。
それだけのこと。
だとしても、日常の範囲内を飛び越えたわけじゃないけど、ささやかな新しい出会いがもたらされた。
帰り道に、心がきゅーっと締め付けられるかの如く、なんともいえない素敵な気持ちに満たされた。
だからこうして、文章もかけた。
ネタがなければ、パソコンも開かずに寝てしまうしかなかった。
パソコンを開く理由。
タイプする理由。
それを新しい出会いが可能にしてくれた。
素敵な出会いが毎日溢れるようになった方が、きっと僕の人生にとってはいい。
と、やっと気づけた29歳の誕生日の夜だった。
YUTAKA.
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