伝道師パウロの名言

「聖パウロ」 ディエゴ・ベラスケス(1619年製作) 

カタルーニャ美術館(スペイン/バルセロナ)



「わたしは自分の行程を走り終え、主イエスから賜った、神のめぐみの福音をあかしする任務を果たしえさえしたら、このいのちは自分にとって、少しも惜しいとは思わない。」

使徒行伝20章24節


イエス・キリストを迫害していたパウロは、キリストの死後、霊体のイエス・キリストに会う。


あまりにも眩しい光に照らされ彼は一時失明するが、キリストの命を受けたアナニヤによって癒され、彼は視力を取り戻した。あまりにも衝撃的な出来事のために彼は改心し、キリストの信者となる。


伝道師として東奔西走いたるところで、神の救いに至るための福音を述べ伝えるようになったのだが、迷いなき彼の言葉・姿勢にどれほど多くの人が感化されキリストを信ずるものになったのか。


一切の迷いのなさが、冒頭の言葉一つだけを見てもわかる。



何を信じるか、何のために生きるか、それは各個人が自分で決めていくことだと思うが、自分の生涯の使命と言えるものを全うしえさえしたら、このいのちを失ったとしても構わない、と言えるくらい心血を注ぐことができたパウロのように私もなりたいものだ。


あまりにもその生きざまがかっこいいのだ。


yutaka


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