手の平には愛を。

最近はすごく経済について勉強していたんだ。

一生懸命勉強したよ。

疲れてしまうくらい。

だけど毎日がハッピーではなかったような気がするな。

お金がたくさん増えるようにと思って経済の勉強をしていたんだけど、それは僕にとってあまりハッピーじゃなかった。

感情をごまかしてやり続けることは、確かにできたのかもしれないのだけれど。


お風呂に入って、床に座って、少し冷たいシャワーを浴びながらなんとなしに考えていた。

「僕にとって素晴らしいことはどういうことをすることなんだろう。」

今までも同じように考えたことは何度もあった。

お風呂という場所には限らないけど、ことあるごとに同じ質問を自分に投げかけていた。

そのたびに、確かな答えとはいえない答えを自分の中で導き出してきてそれを実践してきた。

今日もそう。

確かな答えとはいえないと思うけれど、それでも今僕の頭で考えることができるベストな答えを僕は今日また導き出した。

それはつまり、

「僕の周りにいる人が楽しんでくれて、そして少しでいいから感動してくれることをする。」

ということだよ。

僕だけが儲けようなんて、寂しいと思ったんだ。

誰かと一緒に笑っていられるほうがもう少し幸せだと思ったんだ。

だから。

これからは経済の本は少し手の届かないところに置いておいて、

もっと愛のあふれるものを手の平に握っているようにしようと思うよ。

でも、またすぐに僕の心は移り行くのかもしれないのだけれど。


ゆたか。



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